反抗期息子との毎日の奮闘記。 逃げ出したい毎日(>_<)

お一人様日記

自分と向き合う時間

土が合わないと花は咲かない

息子の中学校卒業式の日。

PTA会長さんが『人との繋がりの大切さ』について話されたのが印象的だった。

"これから様々な困難があると思いますが困った時には一人で悩まずに仲間に助けを求めてください"という内容の言葉を卒業生に送られた。

あれから3カ月が経った。

遅刻常習者だった息子だが、4月から高校に入学し、今のところ無遅刻無欠席で通学している。

振り返ると…小学生の頃から通学の登校班の待ち合わせに遅れて行く子どもだった。自分で登校したかと思えば、忘れ物をしたと戻ってきたり…。自分からやりたいと言って始めたサッカーの習い事にも、始まる時間ピッタリか、やや遅れてしか行こうとしない息子だった。

注意すれば直るタイプの子ではなく、ますます悪化するためか、周りの方も寛容な心で接してくださった。

そんな息子も高校に進学。
義務教育ではなく始めて自分で決めた道。

まだまだ私には反抗的な態度しか示さないけど、自分の足で学校へ向かい無遅刻で通えている。私の方が先に仕事に向かうため、ちょうど1年前の今頃、不登校が悪化してしまった環境と同じ状況だが、1年の間に随分と成長したんだな(^^)
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また学校行かないつもり⁈ - お一人様日記

先月は体育祭があり、遠目から見学した。

体育祭中、私の中での"普通"では考えられない光景を目にし、衝撃を受けた。

私は、門の入り口近くの保護者席とは離れた場所で1人で見学した。

体育祭の最中も門には門番をしている先生がいらっしゃった。

すると、ぽつりぽつりと遅刻する生徒が登校して来たり、保護者同伴で生徒が来たり、保護者同伴の生徒が来るといつの間にか担任らしき先生が門まで来ては、何やら話しをしてたり…
運動場ではゆったりとした時間の流れで競技が行われていたが、門の近くでは えーΣ(゚д゚lll) っと思うような先生方の神対応が行われていた。また、午前中の競技が終わると、早退して帰って行く生徒もいたのだ!(◎_◎;)

門番の先生が「早退か?」と問いかけると「ハイ」と答えた生徒が帰って行った。

体育祭中にこんな行動が許されるなんて…
と驚きだったが"生徒の自主性を尊重する校風"だからなのか⁇

私の高校時代とは大違い。時代というより、学校の方針によって違いがあるのだろう。

注意する言葉のかけ方も、さすがだなと思った。先生方の努力を知り、この学校に入学させて良かったと思った日だった。

体育祭の後、息子が書いた感想文が学年便りに掲載されていた。

授業で書かされたのか、整った文章ではなかったが、クラスの仲間との協力や助け合いについて書かれていた。

家では、話しかけるとチッと舌打ちする息子だが、学校では色々と学べているらしい。

反抗期特有の問題がたくさんあり家庭だけでは対処しきれない時もあるが、親として、まずは、土壌をしっかり作って基盤を整えること=その子に合った環境をつくることが大切なのだと思う。

しかし、いくら頑張っても悪循環な時もあり、去年の今頃はこの先どうなるのかな…と毎日毎日悩み続けていた。

担任の先生や学校に救われ、今がある。

担任の先生からの勧めで知ったこの高校。

今の息子の様子だと、土が合っているようだ🌷